ども、極度の頭痛歴18年、mtnです。
今日は後頭部のほうがちょっと痛くなる予感がありますね〜汗
もう少し痛くなるようだったら、くすりを飲まなくては〜。あわあわ。
今日はわたしの住む地域はどんより曇天。また、いつか”頭痛と天気”についても書きたいと思いますが、くもりや雨の日は頭痛が起きやすいですよね。気圧の関係らしいのですが。悪化しないかびくびく。
さてさて 。今日はシリーズ 〜頭痛とわたし〜 4回目。「頭痛の種類」について書きたいと思います。
ちなみに今日のおはなしは、すこし専門的なはなしもでてきますが、正確な情報は数ある医者、病院、製薬会社などが運営するブログやサイトをご確認ください。この記事はあくまで、わたしの体験談です。
前回までのおはなしは以下をどうぞ。
もっと早く行っておけばよかった頭痛外来 〜頭痛とわたし vol.3〜目次
頭痛には種類がある
頭痛がはじまって約4年目のころでしょうか、はじめて脳神経内科にいったことを前回おはなししました。
はじめての問診、はじめてのMRI検査。はじめての脳輪切り画像。
ドキドキしましたが、どれも新鮮で、もしかしたらなにか今までとは違う新たな解決法がみつかるんじゃないかという希望もありました。
ひととおり、検査し終わったあと、担当の先生から診断結果が告げられました。
先生はとても丁寧で、頭痛について無知なわたしに、ひとつひとつわかりやすく説明をしてくれました。いま思えばとても良い先生にお会いできてよかったです。
そこでわたしははじめて、頭痛といってもいろいろあるということを知ります。
一次性頭痛と二次性頭痛 〜命に関わる頭痛〜
先生が教えてくれたことをかんたんにまとめるとこんな感じです。
まず、頭痛には「一次性頭痛」と「二次性頭痛」がありますと。ほう。聞いたことない。
◆「一次性頭痛」というのはいわゆる頭痛持ちの頭痛です。
一般的に「頭痛」といったらこれにあてはまります。
◆「二次性頭痛」というのは、なにか他に病気があり、それが原因で起きる頭痛です。
原因となる病気はさまざまあるそうですが、その病気がなくなれば頭痛も治るというものです。
へぇ、そうなんだ、じゃあ原因がわかったほうが治せるからいいんじゃないかと思った瞬間、衝撃の事実を知らされます。
「二次性頭痛」の原因となる病気のなかには、命に関わる大きな病気があるということです。。。えっ。。。
その代表的な病気が、くも膜下出血、脳腫瘍です。。。
みなさん一度は聞いたことあると思います。もし、そうだったらすぐにでも手術が必要となります。ぞっとしました。。。わたしの知り合いで、くも膜下出血で若くして突然亡くなられたかたがいたので、よりぞっとしたことを覚えています。前の日まで元気だったのに突然亡くなられたときのあの悲しみと恐怖は忘れられません。
これらの病気は、MRI検査をすることで発見できる可能性が高いため、念のためわたしもMRI検査を受けたんですね。(CT検査の場合もあるようですが、わたしはMRI検査でした。)
MRI検査の結果「脳に異常はなかった」ため、ひとまずこの「二次性頭痛」ではありませんでした。とりあえずほっとしました。
一次性頭痛にも3種類ある
わたしは「一次性頭痛」だということがわかったわけですが、実は「一次性頭痛」にも3種類あります。
1、緊張型頭痛、2、片頭痛、3、群発頭痛 の3つです。
1、緊張型頭痛
症状 : 後頭部が締め付けられるような鈍痛が続く
主な原因 : 長時間の同じ姿勢、または精神的ストレスによる筋肉の緊張、血流の悪化
対処法 : 姿勢含めた生活習慣改善、ストレス緩和、血行促進などのセルフケア
それでもだめなら薬物療法
2、片頭痛
症状 : 頭の片側、もしくは両側がズキンズキンと脈打つように痛む
ひどいと吐いてしまうことも。光や音、臭いに敏感になる。など。
主な原因 : 正確には不明
対処法 : トリプタン製剤の早期服用、予防薬
3.群発頭痛
症状 : 目の奥をドリルでえぐられるような痛みで3つの中で最も辛い。
半年から2年毎に、頭痛が何度も起こる群発期(1〜2ヶ月)が訪れる。
群発期には1日に何度も起きることも。発作時以外は普通。
主な原因 : 不明
対処法 : 予防薬服用、発作時は薬物服用、注射、酸素吸入
ざっくりいうとこの3種類です。大事なことなので、もう一度書きますが、正確な情報は数ある医者、病院、製薬会社などが運営するブログやサイトをご確認ください。
群発頭痛はおそらく聞き馴染みがないかもしれません。片頭痛はよく聞きますよね。
わたしの頭痛は一体どれ??
さて、一番肝心な、”結局わたしはどれにあたるのか”ですが、当時の診断では、
「緊張型頭痛」と「片頭痛」と「薬物乱用頭痛」のあわせ技
でした。。。
あわせ技て。最悪やん。。。
ひとつならまだしも、あわせ技かい。。しかも3つ。
薬物乱用頭痛はそうかもしれないと思っていましたが。
たしかに、わたしの頭痛には、ズキンズキンと脈をうって吐いてしまうようなときもあれば、こめかみから後頭部にかけてずっしり重くなって、締め付けられているような感覚になるときもありました。
何も考えずに、「ロキソニン」を飲んでいたので気にすることもありませんでしたが、はじめてその時々で違う原因で頭痛が起きていたことを知ることになりました。
違う原因で起きているということは、当然違う対処をしないといけません。
あわせ技だったのは残念でしたが、こまかく自分の頭痛について知れたことが大きな大きな一歩でした。
自分の頭痛について知り、正しく対処しないといけない
ということで、わたしの頭痛は「緊張型頭痛」「片頭痛」「薬物乱用頭痛」のあわせ技だったわけですが、みなさんの頭痛も詳しく見るとひとそれぞれ違います。また、同じ人でもときによって違う頭痛だったりします。わたしのように。
頭痛によって対処法も変わってくるので、まずは自分の頭痛がどれにあたるのかを正しく知ることが大切だと思いました。たとえば、緊張型頭痛はこっている部分を温めることがよかったりしますが、片頭痛は温めるのは厳禁です。余計痛くなります涙
なので、できれば自分自身で勝手に判断せず、頭痛外来の先生とよく話して、正しく診断してもらうのが一番良いと思います。
あと、頭痛は検査ではっきりとわからないことがほとんどで、痛み方とかも自分の感覚が一番の手がかりなので、正しく診断してもらうためにも、日頃から頭痛が起きたときに記録しておくのもよいかもしれませんね。
今日はここまでにしようと思います。
ちなみに、今日起きそうな頭痛は「緊張型頭痛」ですね。長時間パソコンのせいっぽいですね。あったかタオルで首をあっためながら、ストレッチや運動しま〜す。
次回は、具体的にどんな対処をするようになったか、その後をおはなししますね。