ども。極度の頭痛歴18年、mtnです。
今日はいまのところ頭痛がなく平和です♪ 当然油断はできませんが、うれしいですね♪
昨日はヤクルトが20年ぶりに日本一になりましたね。ファンではありませんが、ノムさんが好きだったので、教え子の高津監督率いるヤクルトの優勝、嬉しかったです♪ ヤクルトのみなさん、おめでとうございます!!
さて。今日はシリーズ 〜頭痛とわたし〜 3回目、「はじめて頭痛外来にいった」おはなしをしようかと思います。前回までのおはなしは以下をどうぞ。
ひとすじの希望「ロキソニン」 〜頭痛とわたし vol.2〜目次
ロキソニンも効かなくなってきた・・・
頭痛が始まって3年、市販のくすりに限界を感じたころに出会った「ロキソニン」。
いつ頭痛が起きるかびくびくおびえていたわたしにとって、ひとすじの希望でした。
でもその希望も、長くは続きませんでした・・・。
「ロキソニン」をのんでも効き目がうすくなってきたのです。
どういう原理なのか詳しくはわかりませんが、やはり飲む頻度が増えると効き目がうすくなるものなのでしょうか。人によって違うのかもしれませんが、「バファリン」や「イブ」同様、「ロキソニン」でも痛みに耐えられなくなってきました。
そうしているうちに、頭痛の頻度も、「ロキソニン」を飲む量も次第に増えていきました。
薬物乱用頭痛(やくぶつらんようずつう)
いきなりものものしい言葉が出てきましたが、決して犯罪の話ではありません。
「バファリン」「イブ」「ロキソニン」、もちろんこれらは国に認められた安全なおくすりです。ただし、正しい用法、用量を守ってこそ安全なのです。そう、乱用が問題なんですね。
どんなくすりにも「よい効果」もあれば、「悪い効果」いわゆる副作用もあります。
「バファリン」「イブ」「ロキソニン」といった「鎮痛剤」には、「痛みをやわらげる」よい効果がありますが、「眠気」「胃腸障害」「腎障害」といった副作用があります。なので、よく胃薬などと一緒に処方されたりしますね。
そして実はもうひとつ、「薬物乱用頭痛」という副作用があります。
なんと、頭痛薬を飲んでもっと頭痛が起こるというのです。
こ〜れがやっかいなんです・・・。
1ヶ月に10回以上飲む、つまり乱用するとそれによって頭痛が起きる可能性があると言われているんですが、当時わたしは1ヶ月に15回くらい飲むときもありました。
頭痛が起きそうな予感がしたときや、頭痛が起きたら困るようなときには、たとえ頭痛が起きてなくても飲んでいました。
これが地獄の始まりでした。。。
頭痛の頻度はどんどん増えていき、痛みも「ロキソニン」ではほとんど抑えられなくなってしまいました。
ついに頭痛専門の病院へ
くすりを減らさなければと思いつつも、頭痛が減るわけではないので、しかたなく「ロキソニン」を飲み続けました。
このままでは事態は悪化していくばかりだと思い、意を決して頭痛専門の病院に行くことにしました。
ネットで調べると、どうやら「脳神経内科」というところが頭痛外来をやっているということで、家から一番近くの「脳神経内科」で、口コミもそこそこの病院に行くことにしました。
ドキドキしながら行ってみると、思っていたよりも頭痛外来に来る人が多くいたことにまず驚きました。
頭痛で悩んでいる人って結構いるんだなぁとなんだか少しだけ安心しました。
まず担当の先生は、頭の痛み方を詳しく聞いてきました。
そういえばこれまで痛み方について詳しく考えたことはありませんでした。そこで、これまでのことを思い出してみると、ひとくちに頭痛と言っても痛み方が違っていことにはじめて気づきます。
頭痛にも何種類かあるということをこのときはじめて知りました。
このあたりは次回くわしく書きたいと思います。
はじめての”MRI”
ひととおり頭痛の状況を伝えたあと、人生ではじめて「MRI検査」を受けることになりました。聞いたことはあるけど、自分がやるのははじめてでした。
頭痛によっては命に関わることもあるらしく、はじめての頭痛外来かつ、頭痛がかなりひどいということもあり、念のため脳に異常がないかを調べることになりました。
はじめての”MRI検査”はとても不思議な感覚で、大きな音とともに、見えないなにかに押されてるような感覚でした。あれが磁力なんですかね。思ったより時間もながくてびっくりしました。20分くらいの検査ののち、しばらくして担当の先生にまた呼ばれました。
机のうえのディスプレイには、医療ドラマでしかみないような脳の輪切り画像がうつしだされ、スクロールすると脳が大きくなったり小さくなったり。おおお〜とおどろきましたが、見ても異常があるのかはわたしにはさっぱり。
先生は少しずつスクロールしながらじっくりわたしの脳を観察して、
「特に脳に異常は見当たりませんね。命にかかわるものではなさそうです。」
と言いました。とりあえず、ほっと一息つきました。
今日はここまでにしまーす。診断結果と今後の方針について先生から話をされたおはなしは、また次回。
できれば早い段階で頭痛外来に行ってみましょう
わたしは何年も経って、ひどくなってから頭痛外来にいきましたが、もっと早く行っておけばと思っています。
もちろん、一般的な内科の診療所でも良いとは思いますが、より頭痛に詳しい専門家にみてもらったほうが、詳しい対処法も一緒に考えてもらえると思います。先生によって詳しく説明してくれなかったりする方もいるみたいなので、口コミを見てみたり、実際に行ってみてもし合わないようだったら他をあたってみるのもよいかもしれません。
頭痛というのは、長く付き合わなければならないことが多い病気です。医者の先生とも長い付き合いになると思いますので、親身になってくれる良い医者をさがすところはちょっとがんばってみてもいいかもしれませんね。
ではでは〜。